■蔵の紹介
 
 吉川醸造では創業より越後杜氏及び蔵人に酒造りを一任して参りましたが、平成23酒造年度をもちまして前任の6代目杜氏が引退され、その伝統技術を若手社員杜氏へと引継ぎました。
 若手蔵人とベテラン蔵人との団結により現在5名体制で酒造りを行っております。
 
■こだわりの仕込水

 伊勢原市の観光スポットとしても有名な大山は丹沢山系に属し、日本三百名山や関東百名山のひとつであり、昔から別名、雨降山と呼ばれ、大山および阿夫利神社は雨乞いの神として人々の信仰を集めました。
  吉川醸造は丁度大山の麓に位置し、大山に降り注ぐ雨水は時間を経て地下伏流水となり、私共吉川醸造の酒造りにおいても大山の伏流水をふんだんに使用しております。伏流水硬度は中硬水で適度なミネラル分を含んでおり、清酒菊勇を醸すうえで発酵の手助けをしてくれます。

   
■こだわりの酒造好適米

 日本酒を製造するうえで最重要な原料=米ですが、私共吉川醸造では、厳選された国産酒造好適米(日本酒製造に適した米)を全ての商品に使用しております。

  ■代表品種
   兵庫県産 山田錦
   新潟県産 五百万石
   長野県産 美山錦

   
■こだわりの麹造り
 昔ながらの手造りをモットーとする吉川醸造では、製麹法の最高峰と呼ばれる蓋麹法を全製品に採用し、酒の味を決めると言っても過言では無い麹造りに心血を注いでいます。
麹蓋とは?秋田杉を材料とした幅40cm長さ60cm深さ5cm程度の小型木箱です。
 麹造りは蒸した米に種麹という麹菌を散布し通常48時間程度の時間で製造します。
 麹を製造する部屋を麹室と呼び、麹菌の育成に適した室温と湿度を常にキープし、麹蓋を用いて小分けに分けられた米の温度や水分量を細めにチェックする事で良質の麹米を製造しております。
   
■こだわりの酵母、酒母
 清酒製造工程で欠かす事のできない発酵には酵母の力が必要です。
 私共、吉川醸造では、埼玉県産業技術総合センター北部研究所にて培養された通称埼玉酵母を毎年の酒造季に買い付け、普通速醸配と呼ばれる技法を用いて酵母を安全に純粋培養し清酒製造に使用しております。
 現在清酒酵母は多品種あり、酒質の多様化に伴いさまざまな特徴がございます。 多品種ある酵母の中から私共吉川醸造では蔵の特徴にあった酵母を選び、埼玉酵母を中心に、日本醸造協会酵母なども併用しております。